外反拇趾とは、
多くは足の親指が人差し指側に
曲がってしまう状態のことを言います。
外反拇趾の種類も6種類あります。
1.靭帯性外反母趾
2.仮骨性外反母趾
3.混合性外反母趾
4.ハンマートゥ性外反母趾
5.末節骨外反母趾(IP外反母趾)
6.病変性外反母趾
などがあります。
足の指には、
第一関節から先が末節骨、
第一関節と第二関節の間が中節骨、
第二関節から指の付け根までが
基節骨と言われます。
今回は、
この第一関節から先の末節骨に発症する、
「 5.末節骨外反母趾(IP外反母趾) 」
についてお話をしたいと思います。
症状について
末節骨外反母趾は、
足指の第一関節から先の末節骨が
曲がっている状態です。
患っている方は少ないです。
歩行中に痛みが出るので、
かばいながら歩くことが多くなる為、
姿勢が悪くなって身体のバランスが崩れ、
腰痛、肩こり、頭痛などを
引き起こすことも多いのです。
原因
この末節骨外反母趾の原因は不明です。
先天的なものと
歩き癖(偏平足や開張足)と
靴の影響でなることが多いです。
末節骨外反母趾の手術は
高い技術を要すので、
一般的にはお勧めしません。
通常の外反母趾の手術とは異なります。
痛みが出てから、
痛みを和らげる為に
今まで履いていた靴を脱いだとしても、
一度外反母趾になってしまうと
歩くだけでも症状が進行してしまいます。
治療を行っている時に、
痛みがないからと
治療を中止してしまうと、
痛みや変形が
再発してしまうこともあります。
末節骨外反母趾は、
足指の第一関節から先の末節骨が
変形してしまう外反母趾です。
患っている方が比較的少ないので、
情報が少ないかと思います。
末節骨外反母趾で調べると、
今回は外反母趾の6種類を取上げましたが、
中にはこの末節骨外反母趾に
関しての情報が少なく、
5種類の外反母趾しか
出ていないこともあります。
そして、治療出来る施設も少なく
あまり詳しい施設も少ないようです。
通常の外反母趾と違うので、
自己判断であれこれしようとせずに
専門医の判断に従いましょう。