外反母趾の男女比は、
女性が8割以上とかなり大多数をしめております。
男女差がある病気は
ほかにもたくさんありますが、
ここまで顕著に分かれる病気は、
実はそう多くありません。
ではなぜ女性がなりやすいのかというと、
男性に比べて筋力が弱く、
足の筋肉が衰えやすいことが
外反母趾になりやすい要因の一つです。
普段ちゃんと歩いているから、
筋肉が衰えるなんて納得できない!
と思われる方もいるかもしれません。
もちろん、全く歩かない人のほうが少ないでしょうが、
筋肉をあまり使わない歩き方をし続けると、
そのひずみが足にたまっていき、
骨の変形である外反母趾を生んでしまうのです。
筋肉をあまり使わない歩き方とは、
ぺたぺたっと足の裏全体を
地面につけるような歩き方です。
この歩き方をしてしまうと、
つま先で「地面を蹴る」という動作をしなくなるため、
足の甲の筋肉が衰えてバランスが
悪くなっていってしまうのです。
ずっとこのぺたぺた歩きをしていた方は、
すぐに正しい歩き方をしようとすると
苦労することでしょう。
ちょっとずつでかまいません。
徐々に正しい歩き方にして、
足の筋肉を鍛えていきましょう。
正しい歩き方動画
https://youtu.be/cfrpS97pT3g
こちらの記事で外反母趾の根本から治療する方法を紹介していますので
合わせてご覧ください。