外反拇趾とは、
多くは足の親指が人差し指側に
曲がってしまう状態の
ことを言います。
外反母趾は足が痛いのはもちろん、
そのままにしていると、
身体のありとあらゆる歪みを
引き起こしてしまうのです。
外反拇趾の種類も6種類あります。
1.靭帯性外反母趾
2.仮骨性外反母趾
3.混合性外反母趾
4.ハンマートゥ性外反母趾
5.末節骨外反母趾
6.病変性外反母趾
などがあります。
今回は、
「 3.混合性外反母趾 」
についてお話をしたいと思います。
症状について
この混合性外反母趾は、
靭帯性外反母趾 と
仮骨性外反母趾 が
合わさった外反母趾です。
靭帯性外反母趾の症状が進み、
親指の先で蹴る事が難しくなり、
仮骨性外反母趾を
合併してしまうことが多いのです。
靭帯性外反母趾は
親指が小指の方へ曲がった状態、
仮骨性外反母趾は親指付け根の部分の
骨が出てくる状態です。
痛みは、
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾の
両方の痛みが出ることもあれば、
どちらかの痛みが
出ることもあります。
中高年以上の方に多く見られる症状です。
ひどくなると・・・
・右腰ヘルニアや分離症と共に左腰骨盤ズレ
・右膝の変形性膝関節症と膝下外側の痛さ
・覚えのない圧迫骨折
・原因不明の身体の不調
・婦人科系疾患
・メニエール(首の変形にまで及ぶことで)
・自律神経失調症(〃)
・脳内出血(〃)
・半身不随(〃)
・更年期障害(〃)
にもなってしまいます。
原因
この混合性外反母趾の原因は、
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾の
いずれかを発症してしまい、
そのまま悪化が進み
混合性外反母趾になってしまうのです。
混合性外反母趾は、
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾の
二つの症状のうち、
どちらの症状が重症なのかによって
治療法が異なります。
また、混合性外反母趾になることで、
中には高血圧、パニック障害、うつ病
、
不整脈、めまい、肩こり、自律神経失調症、
疲労骨折、首・腰・膝の痛み、関節痛にまで
なってしまうこともあります。
ものすごく足が変形し痛みが出たら、
専門家に診てもらい、
自己判断せず治療されることを
お勧めします。