外反拇趾とは、
多くは足の親指が人差し指側に
曲がってしまう状態のことを言います。
足の指を見てみると、
多くの人が足の親指が
小指側に寄っている人が
多いと思います。
見た感じでの定義が、
足の親指が小指側に15度以上
曲がったものを
外反母趾と言います。
中程度では20度、
ひどいと30度まで
曲がってしまっている
こともあります。
外反拇趾の種類も6種類あります。
1.靭帯性外反母趾
2.仮骨性外反母趾
3.混合性外反母趾
4.ハンマートゥ性外反母趾
5.末節骨外反母趾
6.病変性外反母趾
などがあります。
今回は、
「 4.ハンマートゥ性外反母趾 」
についてお話をしたいと思います。
症状について
このハンマートゥ性外反母趾は、
生まれつき足の指が
長過ぎる人に多く見られます。
小さめの靴に
圧迫され縮こまってしまったり、
大きめの靴や甲高の靴を
脱げないようにと
足指をハンマー状にロックして
歩く癖がついてしまっているのです。
足指がハンマーの様に縮こまって、
足先が極端に細かったり、
上を向いているなどが見られます。
足指が極端に浮いて縮こまっているので、
足裏の指の付け根部分の横幅が広く、
皮膚も肥厚してしまっているのです。
足指が非常に弱々しく見えるのも特徴です。
また、酷いと・・・
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾も
合併していることがあります。
足のクッション作用が低下しているので、
日常の運動で差し支えることが
多いのです。
症状が進むと・・・
・半月板損傷や十字靭帯断裂
・足、膝、腰、首などのスポーツ障害
・子供の疲労感
・機敏性や調整能力が悪くなる
・子供のヘルニア、分離症、すべり症
といった症状にもなってしまいます。
原因
このハンマートゥ性外反母趾の原因は、
生まれつき足指が長すぎる人に
多く見られる傾向があります。
小さな靴で圧迫されて
縮こませてしまったり、
大きな靴や甲高の靴を脱げないようにと
足指をハンマー状に曲げて歩く癖が
ついてしまうことで、足指がハンマー状に
変形してしまうのです。
スポーツをする際に障害が出るので、
出来るだけ早く治療するようにしましょう。
参考動画
自宅で簡単外反母趾解消
